エアライン, 空港 — 2014年11月10日 19:05 JST

JAL、成田と羽田から「初日の出フライト」 11日から順次販売

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 日本航空(JAL/JL、9201)は2015年1月1日、毎年恒例の「初日の出フライト」を羽田発着と成田発着の2コースで実施する。成田コースは11月11日、羽田コースは12日、それぞれ午前10時30分から発売する。販売はジャルパック。

長野県上空から見た初日の出と富士山(写真は前回羽田便の様子)=14年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田発着コース

 JAL2015便として運航する成田発着コースは午前5時45分ごろに成田を出発、千葉・銚子市の犬吠埼沖で初日の出を鑑賞。富士山上空へ移動し伊豆諸島・三宅島付近を通過し、午前7時45分ごろ、成田に帰着する。

 運航機材はボーイング767-300ERの国際線仕様機で、エグゼクティブ30席、エコノミー207席の計237席。料金は窓側2人分でエグゼクティブ8万円、エコノミー6万5000円、エコノミーの翼上席6万円。中央席は1人から予約可能で、エグゼクティブ2万5000円、エコノミー2万円、エコノミーの翼上席1万9000円。

 JALと成田国際空港会社(NAA)の共同企画。定員は210人、最少催行人数は170人となっている。

羽田発着コース

 JAL1511便として運航する羽田発着コースは午前5時45分ごろに羽田を出発、富士山の北西付近、南アルプス上空で初日の出を鑑賞する。伊豆半島上空へ移動し、伊豆大島上空を通過し、午前7時45分ごろ、羽田に帰着する。

 運航機材は767-300の新仕様機「JAL SKY NEXT(JALスカイネクスト)」で、クラスJ42席、普通席219席の計261席。料金は窓側2人分でクラスJが8万1000円、エコノミー7万2000円、エコノミーの翼上席6万7000円。中央席は1人から予約可能で、クラスJが2万7000円、エコノミー2万2000円、エコノミーの翼上席2万1000円。

 定員は235人、最少催行人数は180人となっている。

 両コース共通で搭乗証明書と紅白まんじゅうをプレゼント。機内では朝食としておせち風の弁当を提供し、海外旅行券や国内旅行券などが当たる抽選会を実施する。

 JALは初日の出フライトを2009年から成田発で実施、今回で7回目となる。羽田発は2010年から実施、今回で6回目。

初日の出フライトの料金
成田発着
JALスカイラックスシート利用
・窓側から2席 80,000円(2人)
・中央席 25,000円(1人)
エコノミークラス席利用
・窓側から2席 65,000円(2人)
・中央席 20,000円(1人)
翼上の席(20列から51列)
・窓側から2席 60,000円(2人)
・中央席 19,000円(1人)

羽田発着
クラスJ利用
・窓側から2席 81,000円(2人)
・中央席 27,000円(1人)
普通席利用
・窓側から2席 72,000円(2人)
・中央席 22,000円(1人)
翼上の席(20列から34列)
・窓側から2席 67,000円(2人)
・中央席 21,000円(1人)

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