スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は10月26日、羽田-山口宇部線を1日3往復で開設した。羽田-福岡線をこれまでの1日10往復から7往復に減便し、羽田空港の発着枠を転用。機材はエアバスA320型機(150席)で、羽田では第2ターミナルを使用する。(松石社長インタビューはこちら)
通常期の普通運賃は片道3万4800円で、就航記念として搭乗28日前まで購入できる割引運賃「スター28A」を同7000円、前日まで購入できる「スター1A」を同9700円で設定している。搭乗期間は12月18日まで。
到着初便の7G11便(登録番号JA21MC)は、乗客128人(搭乗率85.3%)を乗せて午前9時5分に山口宇部空港へ到着。消防車による放水アーチで出迎えられた。折り返しで出発初便の7G12便は、午前9時47分に羽田へ向けて出発した。乗客数は147人(搭乗率98.0%)だった。
SFJの松石禎己社長は「新路線を開設するまでに、いろいろな苦労があったので感慨深い」と就航の感想を話した。松石社長は、同社オリジナルボールペンやメモ帳が入った記念品入りトートバッグを初便の乗客に手渡した。
一方、これまで1日5往復運航していたSFJの筆頭株主であるANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)は3往復に減便。コードシェアで便数を補う。また、同路線は日本航空(JAL/JL、9201)も、ボーイング737-800型機(165席)で1日4往復運航している。SFJの就航により、羽田-山口宇部間は1日10往復となった。
ANAの羽田-山口宇部線は2012年3月から2013年1月まで、787-8で運航。2013年1月時点では全便が787運航便だった。現在はすべて767-300(270席)で運航しており、2013年度の搭乗率は国内線全体の搭乗率61.6%を下回る53.2%(前年度比5.9ポイント低下)、旅客数は54万4346人(0.1%増)、提供座席数は102万3194席(11.1%増)となっている。
SFJでは、北九州空港から陸路で1時間圏内の福岡空港と同様に、山口宇部空港についても商圏を拡大して利用客獲得を目指す。山口宇部線の就航で、SFJの国内線は5路線になった。(松石社長インタビューはこちら)
運航スケジュール
羽田→山口宇部
7G11 羽田(07:20)→山口宇部(09:05)
7G13 羽田(12:45)→山口宇部(14:30)
7G15 羽田(17:50)→山口宇部(19:35)
山口宇部→羽田
7G12 山口宇部(09:45)→羽田(11:15)
7G14 山口宇部(15:15)→羽田(16:45)
7G16 山口宇部(20:10)→羽田(21:40)
*放水アーチなど就航イベントの写真はログイン後にご覧いただけます。
これより先は会員の方のみご覧いただけます。
無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。
会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。
無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。
* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
購読料はこちらをご覧ください。
* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能
* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。