エアライン — 2014年10月21日 21:17 JST

スターフライヤー、顧客満足度が6年連続1位 JCSI調査で

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 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は10月21日、国内最大級の顧客満足度調査「2014年度版JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」のうち、国内航空会社と新幹線で構成される「国内長距離交通」で第1位になったと発表した。

顧客満足度が6年連続1位となったスターフライヤー=14年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同調査は、サービス産業生産性協議会(代表幹事:秋草直之・富士通顧問)が実施。顧客満足度と顧客期待(利用時の期待・予想)、知覚品質(利用した際の品質評価)、知覚価値(価格への納得感)、推奨意向(他者への推奨)、ロイヤルティ(継続的な利用意向)の6項目を設定し、各項目を7-10点満点の複数設問で調査する。すべてが満点の場合を100点、すべて1点の場合は0点として、業界や企業を多面的に評価する。

 SFJの顧客満足度は、100点満点中75.8点で1位。国内長距離交通全体での1位は5年連続で、このうち国内航空会社では2009年実施の第1回調査から6年連続1位となった。

 2位は75.5点と僅差で全日本空輸(ANA/NH)、3位が九州旅客鉄道(JR九州)の74.8点、4位がジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の73.7点、5位が東海旅客鉄道(JR東海、9022)が73.4点、6位が日本航空(JAL/JL、9201)とエア・ドゥ(ADO/HD)で73.1点だった。

 一方、顧客期待は1位のANA(74.1点)に対して67.6点で7位以下、知覚品質の1位はJR東海(75.7点)でSFJは6位の72.2点、知覚価値はJJPの74.9点に次ぐ73.3点で2位、推奨意向は64.3点のJR九州に続く63.8点で2位、ロイヤルティは70.2点の東日本旅客鉄道(JR東日本、9020)が1位でSFJは68.6点で4位だった。

 国内航空会社で調査対象となったのは、5社のほかにスカイマーク(SKY、9204)、スカイネットアジア航空(ソラシド エア、SNJ/6J)、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)。

 調査期間は8月19日から10月2日までで、インターネット・モニターを用いた調査。回答依頼は1人1企業・ブランドで、総回答者数2万1697人が75企業・ブランドに対して回答した。

国内長距離交通の顧客満足度調査結果(JCSIの資料から)

国内長距離交通の評価幅とスターフライヤーの評価値(JCSIの資料から)

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スターフライヤー
サービス産業生産性協議会

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