デルタ航空(DAL/DL)は、ボーイング747-400型機を2017年までに退役させる方針を固めた。リチャード・アンダーソンCEO(最高経営責任者)が現地時間10月16日に発表した2014年7-9月期(第3四半期)決算発表で明らかにした。
9月30日には3機が退役。今年中にさらに1機を予定し、2017年までに段階的に退役させていく。後継機は現在選定中で、2014年10-12月期(第4四半期)には決定する見込み。
2014年7-9月期決算では、太平洋路線の再編成などの費用として3億9700万ドル(約422億6100万円)を計上。一部を退役にかかる費用に充当する。
DALは10月現在、13機の747-400を保有。座席数はビジネス48席(うちアッパーデッキに14席)、プレミアムエコノミー42席、エコノミー286席の計376席で、平均機齢は20.6年。太平洋路線では成田-マニラ、ホノルル線、関西-ホノルル線、成田、ソウル(仁川)、上海-デトロイトの計6線に導入している。
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