エアライン, ボーイング, 機体 — 2014年10月3日 15:00 JST

タイ国際航空、成田線など3路線に787 中部線は増便

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 タイ国際航空(THA/TG)は10月3日、日本発着路線の冬ダイヤ概要を発表した。バンコク発着の成田線と福岡線、中部線でボーイング787-8型機の運航を開始、中部-バンコク線を増便する。

タイ国際航空の787-8=14年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 成田線には10月26日から導入する。午前10時45分発のTG641便と午前6時15分着のTG640便、午前11時45分発のTG643便、午前7時35分着のTG642便で、成田発は10月27日から。

 福岡線は11月1日から、午前11時40分発のTG649便、午前8時着のTG648便で導入。中部線は12月1日から、午後4時55分中部発のTG647便、午後3時40分着の646便で導入する。

 成田線と福岡線はエアバスA330-300型機(ビジネス36席、エコノミー263席、計299席)、中部線は777-200ER型機(ビジネス30席、エコノミー262席、計292席)からの変更となる。

 THAの787は、ビジネス24席とエコノミー240席の計264席。エンジンは英ロールス・ロイス製トレント1000を搭載する。羽田線では9月12日から、TG682便とTG683便で運航している。

 中部線は月曜と木曜、金曜の週3往復運航しているTG647/646便を、10月26日から水曜と日曜を増便し週5往復で運航する。2015年1月1日からは火曜と土曜を増便、1日2往復のダブルデイリーで運航する。

 THAの日本路線はすべてバンコク発着。1日2往復に増便する中部線のほか、成田線は1日3往復、羽田線と関西線は各1日2往復、福岡線と札幌線は各1日1往復を運航、2015年1月からは週77往復となる。

冬ダイヤからの運航スケジュール
札幌-バンコク線
TG671 札幌(10:55)→バンコク(16:45)
TG670 バンコク(23:45)→札幌(翌日08:00)

羽田-バンコク線
TG661 羽田(00:20)→バンコク(05:20)
TG683 羽田(10:45)→バンコク(15:45)
TG660 バンコク(14:50)→羽田(22:30)
TG682 バンコク(23:15)→羽田(翌日06:55)

成田-バンコク線
TG641 成田(10:45)→バンコク(15:45)
TG643 成田(11:45)→バンコク(16:45)
TG677 成田(17:30)→バンコク(22:30)
TG676 バンコク(08:00)→成田(15:50)
TG640 バンコク(22:35)→成田(翌日06:15)
TG642 バンコク(23:55)→成田(翌日07:35)

中部-バンコク線
TG645 中部(11:00)→バンコク(15:40)
TG647 中部(16:55)→バンコク(21:40)
TG644 バンコク(00:05)→中部(07:30)
TG646 バンコク(08:15)→中部(15:40)
*TG647/646便は月水木金日、2015年1月1日からはデイリー運航

関西-バンコク線
TG673 関西(00:30)→バンコク(05:00)
TG623 関西(11:00)→バンコク(15:45)
TG672 バンコク(11:00)→関西(18:10)
TG622 バンコク(23:15)→関西(翌日06:25)

福岡-バンコク線
TG649 福岡(11:40)→バンコク(15:35)
TG648 バンコク(01:00)→福岡(08:00)

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