全日本空輸(ANA/NH)は10月1日、空港で展開するANAラウンジが、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)が提供するWi-Fi(公衆無線LAN)接続用スマートフォンアプリ「Japan Connected-free Wi-Fi(ジャパン・コネクテッド・フリーWi-Fi、JCW)」の対応エリアに加わったと発表した。
JCWは日本のおもな空港や駅、観光施設、コンビニエンスストアなどが展開するWi-Fiに接続するアプリで、メールアドレスなどを登録して使用する。接続できる施設はアプリが一元管理、利用者は参画する各施設ごとにログインする必要がなく、アプリへの登録のみで接続する。利用料金は無料。
サービスを開始するのは羽田と成田、関西の国内線と国際線、伊丹と新千歳、仙台、小松、岡山、松山、広島、福岡、熊本、鹿児島、那覇の各国内線ラウンジ、計14空港。
ANAが加わったことにより、接続エリアは37箇所、約8万2000アクセスポイントに拡大した。空港内では成田や羽田など、8空港のターミナルで展開している。
対応OSはiOS 6.1以上、Android 2.3.3以上。日本語のほか、英語や中国語(簡体字、繁体字)、韓国語で提供する。
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全日本空輸
Japan Connected-free Wi-Fi(NTTBP)
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