日本航空(JAL/JL、9201)は10月1日から、国内線ファーストクラスで日本酒の提供を再開した。各地の銘酒から厳選した「こだわりの日本酒」で、提供銘柄は1カ月を目処に入れ替える。
10月からは福井県の老舗酒造「黒龍酒造」の銘酒「黒龍 大吟醸」を用意。羽田-伊丹、札幌、福岡、那覇線のファーストクラス設定便で提供する。
国内線ファーストクラスでは、シャンパンや赤ワイン、ビールを用意。2007年12月からは鹿児島・垂水(たるみず)市の酒造メーカー、森伊蔵酒造の芋焼酎「森伊蔵」を提供している。
2008年から2012年8月までは獺祭(山口県)や刈穂(秋田県)などの日本酒を提供していたが、9月以降はシャンパンの提供を通年で開始したことにより、日本酒の提供を中止。同年11月に実施した地域活性化プロジェクト「ジャパンプロジェクト」で期間限定で提供した。JALでは復活を希望する利用者の要望に応え、提供再開を決定。シャンパンも引き続き提供する。
関連リンク
国内線 ファーストクラス(日本航空)
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【訂正】
3段目、垂水市の読み仮名が初出時に「たるみ」となっていましたが、正しくは「たるみず」です。お詫びして訂正します。(2014年10月3日 09:37 JST)