日本航空(JAL/JL、9201)は9月27日、羽田空港で客室乗務員の歴代制服15種類を披露するファッションショーを開いた。10月1日にJALと合併するジャルエクスプレス(JEX/JC)の歴代制服3種類も、今回初めて登場した。
披露された客室乗務員の制服は、JALが8種類と旧日本エアシステム(JAS)が4種類、JEXが3種類。
JALは10代目となる現行制服のほか、初代と2代目、4代目から7代目、9代目が登場し、JASは初代から3代目と5代目、JEXは初代から現行までの3代すべてが揃った。
1998年に登場したJEXの初代制服は「安心」「カジュアル」「フレッシュ」が基本コンセプト。乗客に親しみやすさを感じてもらうため、フォーマルなスーツスタイルではなく、カジュアルなジャケットを導入した。デザイナーは松島正樹氏。
国内の航空会社では初の赤いジャケットにミニスカート、7分袖のストライプ柄のブラウス、躍動感あるスカーフを取り入れた。当初はヘアスタイルやスカーフの結び方も自由で、既成概念にとらわれない新しい航空会社を目指した。
2代目は初代の赤いジャケットはそのままに、「スカイキャスト」と呼ばれるJEXの客室乗務員の声を取り入れ、機能的なデザインとなった。
2013年6月に登場した3代目となる現行制服は、JALグループすべて同一デザインの制服。各社の特色を色違いのスカーフで表現している。
イベントは「空の日フェスティバル2014」の一環として、国際線ターミナルビルの「江戸舞台」で行われた。
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【お知らせ】
各制服の写真の追加が終わりました。(2014年9月27日 15:38 JST)