熊本県天草市で、9月13日から15日まで「第2回世界サンタクロース会議 イン 天草」(主催:サンタクロースの聖地・天草推進協議会)が開かれるのを前に、7カ国19人のサンタクロースが12日、羽田空港国内線第1ターミナルに集まった。
19人は、グリーンランド国際サンタクロース協会からサンタクロースにふさわしいと認定された「公認サンタクロース」。デンマーク領グリーンランドには、今もサンタクロースが住むと言われており、長老のサンタクロースが世界中の子供たちにプレゼントを一人で配るのが難しくなった56年前、同協会が設立されたという。
羽田に集まったサンタクロースは、デンマークとフランス、ドイツ、香港、アメリカ、カナダ、日本から参加。12日は羽田から熊本へ向かう前に、輸送協力する日本航空(JAL/JL、9201)のカウンターや搭乗口の前で、子供たちと歌や踊りを楽しんだ。
グリーンランドは北極に一番近い世界最大の島。サンタクロースが持参した北極の雪をクリスマスツリーに降らすと、子供たちは床に落ちた雪を興味深げに見ていた。
天草は約450年前、西洋文化が伝来するとともに、キリスト教迫害の時期もクリスマスを祝い続けてきた。家族の絆を確認しあう、本来のクリスマスを考える場所としてふさわしいことから、サンタクロース会議が開かれている。
熊本から天草へは、天草エアライン(AHX)が輸送協力する。
関連リンク
グリーンランド国際サンタクロース協会日本支部
日本航空
天草エアライン
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