日本航空(JAL/JL、9201)は9月5日、関西-ロサンゼルス線を2015年3月20日から再開すると発表した。1日1往復の直行便で運航する。同路線は2006年10月に運休して以来、約8年半ぶりの再開となる。
関西空港を午後3時20分に出発し、ロサンゼルスには午前9時20分に到着。ロサンゼルス発便は午前11時20分に出発し、関空へは翌日午後3時50分に着く。機材はボーイング787-8型機で、座席数はビジネス42席、エコノミー144席の計186席。
JALでは現在、成田-ロサンゼルス線を1日1往復運航中。関空発着便が加わると、日本とロサンゼルスを結ぶ便は1日2往復となる。
ロサンゼルスは海外在留邦人数が最大の都市で、北米最大の需要規模を持つ。ロサンゼルス以遠は共同事業(JV)パートナーであるアメリカン航空(AAL/AA)の便と接続し、米州域内37地点へ乗り継げる。
関空は4日で開港20周年を迎えた。JALに対しては、関空を運営する新関西国際空港会社や地元経済界、自治体、旅行業界などが再開を働きかけていた。
当初JALは首都圏以外の国際線路線網の拡充を2015年度を予定していたが、旅客需要の見通しが堅調であることや、787を含む機材計画が順調なことから前倒しを決めた。JALでは中部-バンコク線も、12月20日から再開する。
運航スケジュール
3月20日から28日
JL060 関西(15:20)→ロサンゼルス(09:20)
JL069 ロサンゼルス(11:20)→関西(翌日15:50)
3月29日以降(変更の可能性あり)
JL060 関西(17:40)→ロサンゼルス(12:00)
JL069 ロサンゼルス(14:30)→関西(翌日19:00)
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