エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2014年9月6日 14:16 JST

JAL、中部-バンコク線12月再開 787を年明け投入

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 日本航空(JAL/JL、9201)は9月5日、中部-バンコク線を12月20日から再開すると発表した。1日1往復の直行便で運航する。JALが経営破綻した影響で、2010年10月から運休していた。

15年1月から中部へ就航するJALの787=13年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 中部を午前10時半に出発し、バンコクへ午後2時50分に到着。バンコクからは午後10時55分に出発し、中部へは翌日午前6時20分に着く。機材は当初ボーイング767-300ER型機で、2015年1月1日からは787-8に変更する。JALが中部発着の国際線に787を投入するのは初めて。

 JALのバンコク線は、羽田から1日2往復、成田から1日1往復、関西から1日1往復を運航中。中部発着便が加わると、日本とバンコクを結ぶ便は1日5往復となり、国内の航空会社では最大となる。

 タイには日系企業が多く進出しているほか、2013年に15日以内の滞在ビザが免除されたことで訪日客が増えていることから、運航再開を決めた。

 当初は2015年度を予定していたが、旅客数の増加や787を含む機材計画が順調なことから前倒しを決めた。JALでは関西-ロサンゼルス線も2015年3月から再開する。

 中部空港からは、主翼など日本で製造する787の部位が、専用輸送機「ドリームリフター」で米ボーイングの工場へ空輸されている。

運航スケジュール
JL737 中部(10:30)-バンコク(14:50)
JL738 バンコク(22:55)→中部(翌日06:20)

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