エアライン — 2014年8月21日 20:49 JST

JAL、熟成肉で吉野家の牛丼復活 機内食秋メニュー

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 日本航空(JAL/JL、9201)は8月21日、国際線プレミアムエコノミーとエコノミークラスで提供する機内食の秋メニューを発表した。利用客から好評だった「エア吉野家」を復活させ、ハワイ線で提供している「俺の機内食 for Resort」をリニューアルする。提供期間は9月1日から11月30日まで。

エア吉野家

 モスバーガーやケンタッキーフライドチキンなど、地上でなじみのあるメニューを機内用にアレンジした「エアシリーズ」では、第14弾として牛丼「エア吉野家」を提供。路線限定での提供を除くと、吉野家ホールディングス(9861)が運営する牛丼店、吉野家とは2013年秋に続き3回目のコラボレーションとなる。

3度目の提供となる「エア吉野家」(JAL提供)

 今回は通常店舗と同じように、適度な温度で寝かせてうま味を増した「熟成肉」を使用。牛皿とご飯を別々に提供する。乾燥した機内に配慮して、「つゆだく」で仕上げた。

 提供路線は羽田発のロンドン、パリ行きと、成田発のシカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、フランクフルト、ヘルシンキ、パリ、シドニー行き。いずれも現地到着前の2食目として提供する。

俺の機内食 for Resort

 「俺の機内食 for Resort」は2013年9月からハワイ線で提供しているもので、都内などで飲食店「俺のイタリアン」や「俺のフレンチ」を展開する「俺の株式会社」とのコラボレーションメニュー。今回は「俺のイタリアン」岡崎大輔シェフと「俺のフレンチ」遠藤雄二シェフが考案したメニューを提供する。

ハワイ線で提供する「俺の機内食 for Resort」(JAL提供)

 メニューはビーフと前菜、スイーツで構成。赤ワインで煮込んだ牛肉、スモークトラウトを添えたリコッタチーズの前菜と、スイーツにはキャラメルプリンを用意した。

 提供路線は成田と中部、関西発ホノルル行き。羽田発ホノルル行きのエコノミークラスでは、ハワイ生まれのハンバーガーショップ「クア・アイナ」とコラボレーションした「クア・アイナ for Resort」を提供する。

 JALは2013年1月から、国際線プレミアムエコノミーとエコノミークラスで提供する機内食を、驚きと楽しさをに出会える食事「JALキッチンギャラリー」というコンセプトで提供している。

関連リンク
JALキッチンギャラリー(日本航空)
ハワイ線提供メニュー(日本航空)

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