いよいよ夏本番。夏休みを間近に控え、旅行などの計画を立てている方も多いだろう。飛行機で旅行するときは、窓の外に広がる景色も楽しみのひとつ。ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)は、パイロットがすすめる絶景10カ所を発表。眼下に広がる景色を想像しつつ、夏休みだけでなく、冬休みの参考にしてみてはいかがだろうか。
オーロラ(アラスカ、カナダ)
オーロラは北極圏や南極圏で見られる現象で、雲がなく暗い状態でないとなかなか見ることができない。英国発北米行きのフライトでは、オーロラの出現ポイント「オーロラベルト」を搭乗後3時間後から4時間後に通過する。
ロンドン中心部(英国)
夜はオレンジ色の光に包まれ、昼は整然とした街並みを楽しめるロンドン中心部上空。マーク・マナリング・スミス機長は「ヒースロー空港に到着するフライトはほとんどが東から。ロンドンの絶景を見渡すチャンス」と語る。
ゴールデン・ゲート・ブリッジとアルカトラズ島(米国)
サンフランシスコ湾にかかるゴールデン・ゲート・ブリッジは、サンフランシスコのシンボルとして有名。湾に浮かぶアルカトラズ島は、1963年まで刑務所として使用され、アル・カポネが収監されていたことでも知られている。サンフランシスコ発の便では、左に橋、右に島、両側から湾を見渡すことができる。
ベネチアの運河(イタリア)
イタリア北東部のベネチアは運河の街として有名。ゴンドラが行き交う風景もおなじみだ。ベネチア出発便は離陸後、上空を旋回。水路を一望できる。
ドゥブロブニク(クロアチア)
世界遺産に指定され、「アドリア海の真珠」と言われるドゥブロブニクは、アドリア海に突き出た要塞のような街並みで、世界中から観光客が集まる。映画『紅の豚』のモデルになったことでも有名。
富士山(日本)
言わずと知れた日本のシンボル。2013年、世界遺産に登録された。クリス・ハンソン機長は「成田発着時、雲から突き出す富士山を見ることができる」と語る。
そのほか、フランスとイタリアの間にそびえるアルプス山脈の最高峰・モンブランや、シドニー発の便では右側の座席から景色を楽しめるシドニー港、氷河から削られた氷山を見ることのできるグリーンランド、山頂が平らな南アフリカ・ケープタウンのテーブルマウンテンなどを絶景ポイントとして挙げている。
BAWは世界70カ国、170都市以上に就航している。
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