エアバスは現地時間7月10日、エミレーツ航空(UAE/EK)にA380型機を引き渡したと発表した。UAEが受領するA380は50機目となり、エアバスはこれまで、136機を引き渡したことになる。
UAEは2008年7月、A380を初受領。2012年10月には25機目を受領している。このほか、140機を発注している。
50機目のA380はドイツのハンブルクからドバイまでのフェリーフライト(回送便)で、航空機1機が運んだ支援物資量としては最大量となる41トンの支援物資を運搬。支援物資は、人道支援団体「Action Contre la Faim(反飢餓行動)」の協力で、災害に備えて支援物資を備蓄するドバイの国連人道対応貯蔵所(UNHRD)に配備する。
A380は2007年10月にシンガポール航空(SIA/SQ)へ引き渡して以来、航空会社11社で導入している。
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エミレーツ航空
Airbus
エアバス・ジャパン
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