航空会社間の客室乗務員(CA)の採用が激化する中、日本航空(JAL/JL、9201)とパソナグループのキャプランは6月23日、CAを目指す学生を対象とした「JALエアラインアカデミー」の説明会を都内で開いた。
同アカデミーは今年1月に開講。専門学校や大学に通いながら受講できるダブルスクール形式で、第1期は38人が受講した。このうち就職活動中の学生は28人で、6割にあたる17人がJALの内々定を獲得している。
会場は青山やJAL本社のある天王洲などで、1クラス15人程度の少人数制を採用し、ビジネスマナーや立ち居振る舞い、話し方、英語力などを学ぶ。面接対策では、JALのCA採用面接で使用する控え室と会場を使うことで、受講生が場慣れできる環境を用意した。
クラス担任は全員がJALの客室乗務員出身者で、講義は午後6時から8時まで。受講料はテキスト代込みで30万円(消費税別)で、入会金はなし。クラスは、火曜・木曜クラスと水曜・金曜クラスが各2クラスずつの計4クラス。同講座は、JALグループの採用を約束するものではないとしている。
第2期は7月28日に開講し、11月1日までの3カ月強のコースとなる。第1期の受講期間は3カ月だったが、第2期では1期生からの声を受けて補講期間などを設けた。
講座の一環としてJALの現役CAも、受講生との座談会などに参加する。アカデミー側では、先任客室乗務員やママさんCA、既卒でCAになった人など、受講生の要望を受けた人選を行ったという。
この日の説明会には第1期生7人も参加。JALのCAに内々定した
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