ボーイングは現地時間6月16日、サウスウエスト航空(SWA/WN)が737NG(次世代型737)向けのモニタリングシステムを導入したと発表した。
「ボーイング・エアプレーン・ヘルス・マネージメント(AHM)」で、メンテナンスやエンジニアリング業務の運用効率を向上するもの。飛行中の運航データを収集し、航空機の状態を把握し、運航日程の変更やメンテナンスに起因する遅延を最小限に抑えることができる。
2013年3月現在、AHMを導入する航空会社は53社。777型機の約75%、747-400型機の約50%など約2000機で運用し、787型機には標準装備する。
AHMは機体サービスとサポートの統合プログラム「ボーイングエッジ(Boeing Edge)」の一部。統合プログラムには、パーツや訓練、エンジニアリング、メンテナンス、航空会社やリース会社の効率性と収益性を向上させるソフトウェアなどを含む。
SWAの使用機材はすべてボーイングのもので、737の運航機数が最大の航空会社。737 MAXは同社がローンチカスタマーで、初号機を2017年7-9月期(第3四半期)に受領する見込み。
関連リンク
Boeing
ボーイング・ジャパン
Southwest Airlines
・ボーイングとサウスウエスト、737 MAX 7をローンチ 19年から引き渡し(13年5月16日)