スカイマーク(SKY/BC、9204)の西久保愼一社長は6月13日、国内の航空会社で初導入となるエアバスA380型機について、受領が最大6カ月延期になる見通しであると明らかにした。
SKYは今年10月から11月ごろにA380を受領する予定だったが、ギャレー(厨房設備)やシートの不具合による納入遅れや仕様変更で、予定よりも2.5カ月から6カ月程度ずれ込む見込み。
同社初の国際線定期便となる成田-ニューヨーク線の就航は、12月下旬から2015年1月を予定していた。機体の受領遅延に伴い、最大で2015年夏ごろまで就航が先送りとなる可能性がある。
A380は6機を確定発注済みで、2017年までに全機を受領する計画。西久保社長は「契約内容に変更はない。恐らく6機導入することになるだろう」との見通しを示した。
A380については、7月上旬にも説明する場を設けるという。
関連リンク
スカイマーク
・スカイマーク、地方路線の利用率「65-70%持っていきたい」(14年6月16日)
・スカイマーク、A330就航 福岡線初便 ミニスカCA8人がお出迎え(14年6月14日)
・「運賃が10年前に戻ってしまう」スカイマーク西久保社長、自主独立を強調(14年6月13日)
・スカイマーク、14日からA330就航 「スタートもスカートも伸びた」(14年6月13日)
・スカイマーク、5期ぶり最終赤字 14年3月期純損失18億円、今期黒字転換見込む(14年5月15日)