エアライン — 2014年6月11日 19:00 JST

「AKBらしい衣装選んだ」AKBとANA客室乗務員、スズランのしおりで患者激励

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 6月11日、「幸せの再来」などの花言葉を持つスズランが描かれたしおり約1万7000枚を、全日本空輸(ANA)の客室乗務員らが全国47カ所の日本赤十字病院などに贈った。

大森赤十字病院で入院患者にしおりを手渡したAKB48の(左から)小嶋さん、峯岸さん、加藤さん、名取さん=6月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

しおりを手渡した患者(左)と話す峯岸さん=6月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 今年で59回目を迎えたANAの社会貢献活動で、1956年に日本赤十字社の名誉副総裁だった高松宮さまが、入院患者を励ますためにスズランを贈ることをANAに提案されたことをきっかけに始まった。

 都内ではANAの客室乗務員4人と女性アイドルグループ「AKB48」のメンバー4人が東京・大田区の大森赤十字病院を訪れ、患者らにサインやメッセージ入りのしおりを手渡して快方を願った。AKBメンバーの参加は昨年に続き2回目。

 AKBメンバー4人は、峯岸みなみさん(21)と名取稚菜さん(19)が小児科の、加藤玲奈さん(16)と小嶋菜月さん(19)が整形外科の病棟を見舞った。

 昨年訪れた別のメンバーはスズランをイメージした衣装で登場したが、今年はAKB48らしさを強調。峯岸さんは「昨年はAKBの衣装ではなかったので、本当にAKBなの?という質問があったらしい。今年は反省を踏まえてAKBらしい衣装を選んだ」と説明し、笑いを誘った。

 客室乗務員は保坂奈津美さん(32)と別宮まみこさん(37)、石沢汐里さん(26)、浅野舞さん(26)の4人で全員が東京都出身。別宮さんは「(患者から)マイルを貯めますと、逆に励まされた」と話した。

 今年のしおりはANAグループ会社の社員がデザイン。裏面をこするとスズランの香りがする工夫が施された。また、スズランの鉢植え300鉢も全国で配った。

大森赤十字病院を訪れたAKB48メンバーとANAの客室乗務員=6月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

関連リンク
[ANA×AKB48] Challenge for ASIA by ANA×AKB48(全日本空輸)

AKB48メンバーとANA客室乗務員、スズランのしおりで患者激励(13年6月3日)
幸せのスズランで「気持ちも若返る」 全日空、客室乗務員が日赤病院訪問(12年6月9日)

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