エアバスは現地時間5月26日、アシアナ航空(AAR/OZ)にA380初号機を仏トゥールーズで引き渡す。現地時間午前11時(日本時間午後6時)から、引き渡しの様子をライブ中継する。
AARはA380を受領する11番目の航空会社となる。座席数はファースト12席、ビジネス66席、エコノミー417席の計495席。ファーストクラスでは210センチのフルフラットベッドや32インチの個人用スクリーンを備え、ビジネスクラスでも空間を最大限に有効活用する。
6月13日からソウル-成田線と香港線に、7月24日からは関西線とバンコク線に、8月15日からはロサンゼルス線に、それぞれ投入する。
AARの初号機は2013年12月16日、トゥールーズから独ハンブルクに到着し、塗装作業と客室装備。今年3月27日に塗装作業を終え、ロールアウトしていた。
A380は4月30日現在、324機を受注し128機を引き渡している。
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