日本航空(JAL/JL、9201)は5月23日、東京・日本橋の日本橋ふくしま館「MIDETTE(ミデッテ)」前で福島県出身の運航乗務員や客室乗務員などが同県の観光パンフレットを配り、ピーアールした。
JALグループでは被災地復興支援の一環として、「行こう!東北へ」プロジェクトを実施中。定期的に東北各県の物産販売を手伝っている。今回は、福島県の首都圏での情報発信拠点として4月12日にオープンした日本橋ふくしま館で、植木義晴社長やJALグループ社員がパンフレットや牛乳を配った。
ふくしま館前には、昨年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公のモデルとなった、新島八重のマスコットキャラクター「八重たん」も登場。昼休みに同館を訪れた女性会社員らが記念撮影していた。
福島空港へは現在、JALは定期便を運航していないが、復興支援の一環として昨年12月にハワイ、今年1月に那覇へのチャーター便を運航した。定期便再開について植木社長は「まずはチャーターを続けていきたい」と述べ、実績を重ねていく考えを示した。
また、「夏には那覇へのチャーター便を運航する」と語り、応援プロジェクトの一環として運航するという。植木社長は「プロジェクトは子供たちに元気になって欲しいという思いでやっているが、ボランティアで参加した社員のほうが元気をもらっている」と話した。
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