新関西国際空港会社は5月22日、2015年3月期の通期連結業績見通しについて、売上高1459億円(前の期比15.0%増)、営業利益353億円(8.2%増)、経常利益182億円(16.8%減)、純利益91億円(62.0%減)と発表した。航空取扱量は発着回数は28.6万回(5%増)、旅客数は3386万人(5%増)を見込む。
いずれも、2012年10月発表の中期経営計画の数字を踏襲。関空の運営権を売却するコンセッションの2014年度内の実現を目指す。
—記事の概要—
・15年3月期見通し
・14年3月期実績
15年3月期見通し
伊丹空港のターミナルビル運営などを手掛けるOAT(大阪国際空港ターミナル)グループが、2013年12月の完全子会社化により連結対象となったことで、売上高は191億円の増収を見込み、営業利益は27億円増と予想。発着回数は過去最高となる夏ダイヤを踏まえ、前の期比で1万4000回の増加を、旅客数は164万人増を見込む。
空港別の売上高と営業利益の見通しは、関西空港が
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