エアバス, エアライン, ボーイング, 機体 — 2014年5月12日 14:55 JST

エティハド航空、A380と787-9でビジネスとエコノミーも一新 12月から

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 12月からエアバスA380型機とボーイング787-9型機を導入するエティハド航空(ETD)は、A380で最上位に設定した「レジデンス・バイ・エディハド」や、787-9の「ファースト・スイート」のほかにも、ビジネスなど各クラスのシートを一新する。(レジデンス・バイ・エディハドの詳報はこちらを、ファースト・スイートはこちらをご覧ください)

 座席数はA380がレジデンス2席、ファースト9席、ビジネス70席、エコノミー417席の計498席で、787-9はファースト8席、ビジネス28席、エコノミー199席の計235席。

ファースト・アパートメント

 A380のアッパーデッキ(2階席)に展開するファーストクラスで、9席設定する。1つひとつが独立した部屋のような作りで、そのうち6席には部屋と部屋をつなぐ扉を設置。グループでの利用を想定する。

 ベッドは80.5インチ(約204センチ)。内装はB/Eエアロスペース社が手がけ、革張りのソファは伊家具メーカーのポルトローナ・フラウ社製のものを採用した。

エティハド航空のA380のファースト・アパートメント(同社提供)

204cmのベッドを備えるファースト・アパートメント(エティハド航空提供)

独立した部屋のような作りのファースト・アパートメント(エティハド航空提供)

A380のファースト・アパートメントの廊下(エティハド航空提供)

ビジネス・スタジオ

 A380と787-9に展開するビジネスクラスで、A380には70席、787-9には28席設定する。シート配列はどちらも1-2-1。

 シートを手がけたのはA380が仏EADSソジェルマ社で、787-9が仏ゾディアック・エアロスペース社。革張りのソファは、ともにポルトローナ・フラウ社製のものを採用した。

A380と787-9のビジネス・スタジオ(エティハド航空提供)

A380と787-9のビジネス・スタジオ(エティハド航空提供)

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A380と787-9のビジネス・スタジオ(エティハド航空提供)

エコノミー・スマートシート

 エコノミークラスはA380には417席、787には199席を設定する。シート配列はどちらも3-4-3。タッチスクリーン式の11インチパーソナルモニターを採用した。

 A380はアブダビ-ロンドン線に、787-9はデュッセルドルフ線にそれぞれ12月から導入する。

A380と787-9のエコノミー・スマートシート(エティハド航空提供)

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