スターフライヤー(SFJ、9206)の2014年3月期通期決算は、純損失が30億4000万円(13年3月期は2億8700万円の純利益)となった。3月に撤退した国際線用システムなどの減損損失2億3400万円や、国際線運休による助成金返還、希望退職者への支援金などの事業構造改善費用1億8100万円といった特別損失計上が影響した。
売上高は330億2400万円(13年3月期比31.2%増)、営業損失は30億4400万円(3100万円の営業利益)、経常損失は26億6400万円(4700万円の経常利益)。円安に伴う燃油費や航空機材費など運航コストの増加で、営業費用が13年3月期比43.5%増の360億6800万円にのぼったことなどが大幅な減益につながった。
輸送実績は、旅客数が46.3%増の172万4936人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)が
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