ANAホールディングス(9202)が4月30日に発表した2014年3月期連結決算の純利益は、13年3月期比56.2%減の188億8600万円だった。売上高は1兆6010億1300万円(7.9%増)、営業利益は659億8600万円(36.4%減)、経常利益は429億2800万円(44.2%減)で、期末配当は1株3円。
円安や燃油高に加えて、ボーイング787型機がバッテリートラブルで1月から5月末まで約4カ月間運航を停止したことで、大幅な営業減益となった。
14年3月期
国内線はビジネスとプレジャー両需要が堅調に推移。旅客収入は1.4%増の6751億円、旅客数は3.8%増の4266万8000人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は4.3%増、有償旅客が搭乗して飛行した距離を示すRPK(有償旅客キロ)は4.2%増、ロードファクター(座席利用率、L/F)は前年度より0.1ポイント低い62.0%となった。
3月31日で全機が退役したボーイング747-400D型機の退役関連は、
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