きょう3月31日で全機が退役する、全日本空輸(ANA)のボーイング747-400D型機によるラストフライト往路となる那覇行きNH127便が午前8時50分、羽田空港を出発した。復路の那覇発羽田行きNH126便が最後の運航となる。
JA8991は1993年4月13日製造。元日の初日の出フライトや1月12日の伊丹へのフライト、3月15日に宮城県と福島県在住の小学6年生らを招待した仙台と福島の「ボーイング747-400卒業フライト」と、今年に入りイベントで重用されてきた機体。ANAによるジャンボ最後のチャーターフライトとなった16日の成田-熊本便、30日の福岡と札幌最終便も、同機が担当した。
ラストフライト往路のNH127便は、乗員17人(運航乗務員2人、客室乗務員15人)と乗客497人(うち幼児3人)を乗せて出発。C滑走路(34R)から午前9時2分に離陸した。復路のNH126便は、午後3時に羽田へ到着を予定している。
ANAの篠辺修社長は「エンジニアとして仕事をしていた時、導入にもかかわった。一緒に成長させてもらった機体」と感想を述べた。
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