ソフトバンクテレコムは3月28日、ANAグループにアップル社の携帯電話iPhone 5sとiPhone 5cを計9000台納入すると発表した。今月末までに全数納入する。
同社はiPhone納入とともに、オフィスの内線電話が社内外で利用可能な内線ネットワークシステム「ホワイトオフィス」を、ANAグループが導入するクラウド型音声基盤と接続。利便性向上とコスト削減を支援しする。
ANAでは、国内のスタッフ部門へ2015年3月までに導入するとしているが、機種ごとの用途や台数の内訳は非公表。当初は営業や羽田空港の事務系社員に配布する。
ソフトバンクテレコムは、2011年からANAグループの客室乗務員や運航乗務員、ライン整備士向けにiPad約1万台を納入。iPadによるマニュアルの電子化や、動画を活用した教育訓練用のコンテンツ配信などを支援している。
関連リンク
ソフトバンクテレコム
全日本空輸
特集・ANA空港係員はスマホで業務改善
・コールバックでコスト削減(後編)
・スマホ導入でチームワークも向上(前編)
連載・雲上のiPad活用術(全3回)
・「壊れない」「止まらない」業務機からのパラダイムシフト(第3回)
・iPadありき、ではないANAパイロットへの導入 EFBやマネジメント改善視野に(第2回)
・iPadはANA客室乗務員の業務をどう変えたか 世界初の大規模導入から半年(第1回)