エアライン, ボーイング, 機体 — 2014年3月8日 21:00 JST

マレーシア航空、消息不明便に邦人なし 乗客国籍は14カ国

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 マレーシア航空(MAS)は現地時間3月8日、同日午前2時40分(日本時間午前3時40分)に消息を絶ったクアラルンプール発北京行きMH370便の乗客227人(幼児2人含む)について、国籍ごとの内訳を発表した。7割近くが中国・台湾国籍で、日本人は含まれていなかった。

マレーシア航空の777=12年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 乗客の国籍は14カ国で、最も多いのは154人(幼児含む)の中国・台湾。次いでマレーシア38人、インドネシア7人、オーストラリア6人、インド5人、フランス4人、米国3人(幼児含む)、ニュージーランドとウクライナ、カナダが各2人、ロシアとイタリア、オランダ、オーストリアが各1人と判明した。乗員12人は、全員マレーシア人だった。

 同便は現地時間午前0時41分にクアラルンプールを出発。北京には同午前6時半に到着予定だった。機材はボーイング777-200型機。依然として行方はわかっておらず、軍や当局が捜索にあたっている。また、ボーイングは捜査を技術面で支援するチームを編成した。

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