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エアバスとシンガポール航空（SIA）は現地時間2月12日、シンガポールに共同で飛行訓練センターを設立することで合意し、覚書をシンガポール航空ショーの会場で交した。
エアバスと共同で訓練センターを設立するシンガポール航空＝13年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire”
訓練センターは「エアバス・アジア・トレーニング・センター（AATC）」と命名され、エアバスが55％、SIAが45％を出資。両社は出資比率に応じ、合計8000万シンガポールドルを拠出する。当局の認可を得て、2014年末までに訓練開始を予定している。
当初はチャンギ空港近くに位置するSIAの訓練センターで事業を開始し、その後セレター・アエロスペース・パークに建設されるAATCの専用施設に移転する。A320、A330、A340、A350、A380の各種フルフライト・シミュレーターを揃え、タイプ・レーティング訓練や再飛行訓練が行える。
AATCはエアバスの訓練センターとしては最新の施設。これまでに訓練センターは北京とマイアミ、トゥールーズに開設されている。