エアバス, エアライン, 機体 — 2014年2月11日 23:21 JST

エアバス、アエロフロートにA320シャークレット初号機納入

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 エアバスは現地時間2月10日、アエロフロート・ロシア航空(AFL)に燃料消費を改善する翼端の「シャークレット」を装備したA320型機の同社向け初号機を引き渡したと発表した。

シャークレットを装備したアエロフロートのA320=14年2月 PHOTO: P.Pigeyre, Master Films/Airbus

 AFLのA320は座席数158席で、ビジネス8席、エコノミー150席。エンジンはCFMインターナショナル社製CFM56を搭載する。

 軽量な複合材で作られたシャークレットは、燃料消費を最大で4%改善するもので長さ約2.4メートル。従来機で翼端に備えられていたウイングチップ・フェンスに替わるもの。燃費を改善するだけではなく、航続距離を約100海里(約185キロメートル)延ばし、ペイロードを最大450キログラム増加させる。

 AFLは1992年、ロシアで初めてA310を就航させ、2003年からはA320シリーズを運航している。現在はA320シリーズが90機、A330シリーズが22機と、ロシアでエアバス機をもっとも多く運航する航空会社となっている。

シャークレットを装備したアエロフロートのA320=14年2月 PHOTO: P.Pigeyre, Master Films/Airbus

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