ピーチ・アビエーション(APJ)は2月1日、同社初の四国路線となる関西-松山線を開設した。APJの国内線では10路線目で、1日2往復4便を運航する。
機材はエアバスA320型機(180席)で、運賃は片道3290円から1万4490円。松山へは昨年6月からジェットスター・ジャパン(JJP)が国内LCC初の四国就航として、成田-松山線を開設済み。
関西発初便のMM301便は、満席に近い乗客172人を乗せて午前7時47分に出発し、松山には午前8時45分に到着した。松山発初便のMM302便は、乗客166人を乗せて午前9時24分に出発し、関西空港には午前10時12分に戻った。
MM301/302便には、愛媛県出身者も乗務。運航乗務員2人のうち副操縦士と、客室乗務員4人のうち2人が愛媛出身で、客室乗務員は「伊予弁」で機内アナウンスを実施した。
APJの井上慎一CEO(最高経営責任者)は「愛媛の魅力が国内だけではなく、アジアにも広がることを楽しみにしている」と期待を寄せた。
国内線10路線目となる関西-松山線の就航で、APJの路線数は国際線6路線と合わせると、計16路線となった。7月19日には那覇-福岡線を新設すると同時に、那覇空港を関空に次ぐ第2ハブ(拠点)として運用を開始する。
運航スケジュール
関西→松山
MM301 関西(07:55)→松山(08:55)
MM309 関西(19:10)→松山(20:10)
* 3月の月曜と金曜の発着時間は調整中。
松山→関西
MM302 松山(09:25)→関西(10:15)
MM310 松山(20:40)→関西(21:30)
* 3月の月・火・木・金・日は5分早発。
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