新関西国際空港会社は、関西空港に完成した大規模太陽光発電施設「KIXメガソーラー」で、2月1日午前0時から発電を開始する。アジアの空港としては最大規模で、発電容量は約1万1600キロワット。
KIXメガソーラーは、B滑走路南側誘導路の拡張予定地沿いの土地約9万6700平方メートルと、貨物上屋などの屋根約2万3000平方メートルを、事業主であるSF関西メガソーラーが借り上げ、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して発電事業を行う。
SF関西メガソーラーは共同投資会社で、昭和シェル石油(5002)の100%子会社で太陽電池の生産・販売を手掛けるソーラーフロンティアと、日本政策投資銀行が設立した。
初年度の年間電力量は、関空の使用電力の約7%に相当する約1200万キロワットを予定。一般住宅の年間電力使用量の約4100世帯分にあたり、二酸化炭素排出量を年間約4000トン削減できる。
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