1月6日で退役し、売却が決まった全日本空輸(ANA)のボーイング747-400D型機(登録番号JA8966)が16日午後9時19分ごろ、羽田空港を離陸した。売却先へのフェリーフライト(回送)で米ミシシッピ州テューペロへ向かう。
JA8966は1995年7月12日製造。昨年10月から行われた「里帰りフライト」では、6都市のうち初回の函館を除いた小松と広島、名古屋(中部)、鹿児島、長崎の5都市を巡った。
6日は羽田の805番スポットから出発し、滑走路は34R(C滑走路)を使用して飛び立った。
同機は1999年7月23日に全日空61便ハイジャック事件が起きた機体。羽田発札幌行きNH61便が刃物を持った男にハイジャックされ、人質となった長島直之機長(当時51)は犯人に刺殺された。同便が羽田へ緊急着陸後に犯人は警察に逮捕され、2005年3月に無期懲役が一審で確定した。
ANAが保有する残りの747-400Dは、登録番号JA8960、JA8961の2機。3月末までに順次退役する。
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