エアライン, ボーイング, 機体, 解説・コラム — 2014年1月5日 22:30 JST

JTA、さくらジンベエ就航 17年末まで運航

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 日本トランスオーシャン航空(JTA)は1月5日、機体にジンベエザメを描いた特別塗装機「ジンベエジェット」の2号機「さくらジンベエ」(ボーイング737-400型機、145席、登録番号JA8992)を就航させた。

さくらジンベエの初便を那覇空港で見送るJTA社員ら=1月5日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

さくらジンベエ初便の宮古行き565便に搭乗する乗客=1月5日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 初便となった宮古行き565便(鈴木謙一機長)は、乗客106人(うち乳幼児3人)と乗員5人を乗せ、那覇を午後3時11分に出発。午後4時3分に宮古へ到着した。那覇ではさくらジンベエが27番ゲートに入り、隣の26番ゲートにはジンベエジェットの1号機が並んだ。

 ジンベエジェットは沖縄美ら海水族館とのタイアップで、12年12月に1号機が就航。同水族館の人気者、ジンベエザメの「ジンタ」をイメージしたデザインで、機体全体に大きく描かれている。

 2号機のさくらジンベエはデザインはそのままに、ジンタのガールフレンドをイメージし、さくら色の塗装を施した。機首には日本一早咲きのサクラ、やんばる(沖縄北部地域)の「カンヒザクラ」を描いた。

 また、トーイングカー(航空機牽引車)とコンテナドーリーを牽引するトラクターにも、同様のデザインが施された。トーイングカーは那覇空港のものが1台が、トラクターは那覇と宮古の各1台ずつが、さくらジンベエ仕様となった。

 ジンベエジェットの企画は、2年半ほど前にJTAの佐々木敏文副操縦士が発案。沖縄をピーアールする企画として社内で採用され、昨年の1号機就航に至った。今日の初便には、佐々木副操縦士も乗務した。

 2機とも、17年12月ごろまでの運航を予定しており、翌日の運航スケジュールはJTAのウェブサイトで公開している。JTAによると、ジンベエジェットは子供だけではなく、大人にも人気だという。(機体お披露目の様子はこちら

*写真記事はこちら

格納庫から駐機場へ向かうさくらジンベエ=1月5日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

格納庫から駐機場へ向かうさくらジンベエ=1月5日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire


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