ホンダ エアロとGEの折半出資子会社であるGEホンダ エアロエンジンズ(GEホンダ)は現地時間12月13日、ターボファンエンジン「HF120」がFAA(米国連邦航空局)による型式認定を取得したと発表した。
同エンジンはホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)が開発中の小型ビジネスジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」用のもの。型式認定を取得したことで、エンジンの量産に向けて前進した。
これまでの試験で、計13基のエンジンによる広範囲な飛行試験と地上試験が実施され、1万4000サイクル、9000時間を超える実績を積み重ねてきた。エンジンの組み立てはマサチューセッツ州リンにあるGEの工場で量産立ち上げを行い、14年にノースカロライナ州バーリントンのホンダ エアロの工場へ移管される予定。
HF120を搭載した量産型ホンダジェットは、2010年12月に初飛行に成功。同機の型式証明取得は14年末になる見込み。
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