全日本空輸(ANA)は12月3日から国内線の搭乗券を発行する場所を、従来の搭乗口から保安検査場に変更する。
ANAではこれまで、羽田など搭乗口が多い空港では保安検査場で搭乗口が書かれた「搭乗口案内用紙」を発行。搭乗口を通る際にピンク色の搭乗券を発行していた。今後は保安検査場で搭乗口が書かれた搭乗券を発行する。
搭乗口を通過の際は搭乗券だけでは通れず、これまでと同様に保安検査場でタッチしたものと同じANAのIC機能付きマイレージクラブカードや2次元バーコードが必要となる。
利用者から搭乗時に渡される紙が多いとの声が寄せられていたことに加え、搭乗口の運用方法の見直しに伴うもの。
ANAによると、羽田では搭乗券の発行場所変更に合わせ、搭乗口の自動改札機も新型を導入。2014年度内に各地の空港のものを入れ替える。これにより、現在は2、3人で対応している搭乗口の業務を1人で行えるようにし、常駐人員を削減する。
新型改札機は、4月にオープンした羽田第2ターミナルの南ピア3スポット増設部にある71番から73番搭乗口と同じ改札機だという。
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全日本空輸
【お知らせ】
ANAから地方空港への新型自動改札機の導入時期について訂正があったため反映しました。(2013年12月3日 12:23 JST)