日本航空(JAL、9201)は11月26日、ラーメン専門店「九州じゃんがら」を展開する九州じゃんがら・ブルカン塾本部と「JAL特製『九州じゃんがら』 ヘルシーラーメン」を共同開発したと発表した。12月1日から国際線欧米発日本行き路線(一部除く)のファーストクラスとビジネスクラスで提供する。
JALでは従来から2食目のメニューとして、ラーメンを提供しており、カレーと並び人気だという。乗客からカロリーを控えたものを食べたいという要望があり、スープや麺、具材に肉類を一切使わず、食べ応えのある「とんこつ風味」のヘルシーなラーメンを開発した。
JALによると、ラーメン店のものは一般的に800キロカロリーから1200キロカロリーなのに対し、今回のラーメンは360キロカロリーに抑えた。
乳白色のスープは数種類の野菜を煮込んだもので、動物性エキスが入っていないにもかかわらず、うま味のあるスープに仕上がったという。
このスープにあわせて、玉子を使わずに特別に調製したコシのある麺と、小麦から作った特製ベジチャーシュー、じゃんがらの店舗で実際に使われている青ねぎやメンマ、きくらげを用意した。好みで紅しょうがやごまを入れられる。
対象路線はロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、ロンドン、フランクフルト、パリ発日本行き。ファーストとビジネスの乗客が1食目の後、アラカルトから好きなものを好きな時に食べられるメニューのひとつとして提供する。