エールフランス航空(AFR)は、フランス料理最高峰の料理コンクール「ボキューズ・ドール」で今年優勝した新進気鋭のシェフ、ティボー・ルジェリ氏が監修するメニューを、パリ出発の長距離国際線ビジネスクラスで提供する。2014年3月末まで。
3種の胡椒ローストでローストした仔鴨、秋冬の森の果実、栗の組み合わせ。鮮やかな色と香りの赤スグリが仔鴨の風味を引き立たせて(エールフランス提供)
ボキューズ・ドールの優勝トロフィーとルジェリ氏(エールフランス提供)
ルジェリ氏は33歳で、AFRがこれまでにコラボレーションしたシェフの中ではもっとも若い。ル・タイユヴァンなど数々の有名レストランで研鑽を積み、現在はルノートルの総料理長を務める。
AFRでは、フランス料理の伝統と継承を大切にしながら、料理の現代性と美を追求するルジェリ氏の感性を評価したという。
「絞り込んで、さらに豊かに」をコンセプトとするルジェリ氏の料理は、4つの中から選べるメイン料理の1つ。今回「3種の胡椒ローストてローストした仔鴨」など5つのメイン料理が創作され、1カ月に2回料理が変わる。
クラフティに閉じ込めた鴨のもも肉のコンフィ、さやいんげんとアーモンド、チェリーの付け合せ(エールフランス提供)
海老のソテー、ジャガイモ、茸、オレンジの果肉、果皮のハーモニー(エールフランス提供)
黒鱈のグリエに蜂蜜風味のニンジンのムースリーヌと色々な種類のニンジンの付け合せ(エールフランス提供)
ホロホロ鳥はマンディアン風(色々なナッツ、ドライフルーツを乗せたチョコレート)の衣をまとい、南フランスのクリスマスの伝統、13のデザート(13種のナッツやドライフルーツ、果物の砂糖漬けの盛り合わせ)をイメージ。ソースは黒ラッパ茸と栗、茸を模したバターナッツ、ジャガイモにセップ茸の帽子(エールフランス提供)
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