エアライン, 解説・コラム — 2013年10月1日 15:35 JST

「8月の単月黒字が自信」バニラ・エア石井社長インタビュー

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 12月20日に就航するANAホールディングス(9202)系LCC(低コスト航空会社)のバニラ・エア。観光需要が主要ターゲットで、成田を拠点に那覇、札幌、台北、ソウルの計4都市へ乗り入れる。

バニラ・エアの石井社長=9月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 バニラは10月まではエアアジア・ジャパン(WAJ)として運航。11月1日に社名変更し、同日正午から予約を受け付ける。現在は成田と中部の2拠点体制だが、当面は成田に注力し、中部は路線の見通しにより再就航を検討する。これは中部空港側が24時間空港であり、空港会社が協力的な反面、乗客数が伸び悩んだためだ。

 バニラ全体のロードファクター(座席利用率、L/F)は80%を最低ラインとする石井知祥社長に、今後の見通しなどを聞いた。

──就航路線の発表時に目玉となる席数限定の割引運賃や、機内食などサービスの詳細も今回発表がなかった。

石井社長:11月1日が発売開始日なので、これに合わせて発表する。

──12月20日就航となると、エアアジア・ジャパンが就航した8月と比べて、L/Fが低い時期だ。勝算は。

石井社長:当初はご祝儀で80%は超えるかもしれないが、スタートダッシュがしっかりできるよう、営業にハッパをかけている。12月という谷間の時期につまずかないことが大切だ。

──グアムやサイパンのほか、片道8時間までの中距離国際線を計画しているが、具体的にはどういった路線をイメージしているのか。


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。