ジェットスター・ジャパン(JJP)は8月13日、累計搭乗者数が12日で200万人を超えたことを記念し、成田空港で式典を行った。昨年7月の初便就航から1年2カ月目に入った58週目で達成した。
会場では成田発大分行きGK155便の乗客で、抽選で選ばれた大分県国東市在住の山下洸樹さん(21)に、JJPの鈴木みゆき社長から記念品が贈られた。
JJPは成田空港を拠点とし、現在1日最大70便を運航。鈴木社長によると、7月の定時運航率は93%だという。機材はエアバスA320型機が13機で、国内9都市に就航している。
昨年秋からたびたび延期となっている関西空港の第2拠点化の時期については、「できれば年内で考えたい」(鈴木社長)と述べた。国際線の就航計画については、現時点では決定したものはないという。また、昨年の就航から3年以内としている黒字化については、「達成すると考えている」と語った。
JJPは3月に100万人、就航1周年の7月に160万人を達成。300万人突破については「うまくいけば、あと数カ月後」と意欲を示した。
国内の低コスト航空会社(LCC)では、ピーチ・アビエーション(APJ)も、5月に累計搭乗者数200万人超えを達成している。
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