ボーイング, 機体 — 2013年7月24日 11:04 JST

ボーイング、737 MAX 8の最終構成決定 詳細設計開始へ

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 ボーイングは現地時間7月23日、開発中の737 MAX 8の最終コンフィギュレーションが決定したと発表した。機体の構造や推力などの構成が確定したことで、詳細設計を始める。

737 MAX 8のイメージイラスト(ボーイング提供)

 2クラス構成で162席仕様となる737 MAX 8の最終組立は、2015年に開始予定。ローンチカスタマーのサウスウエスト航空(SWA)への初号機引き渡しは、17年7-9月期(第3四半期)を計画している。

 180席仕様(2クラス)の737 MAX 9は18年、126席仕様(同)の737 MAX 7は19年に初号機を引き渡す予定。

 エンジンは新開発のCFMインターナショナル社製LEAP-1Bを採用。テールコーンやウィングレットを現行の737NG(次世代型737)から変更し、燃料消費効率を13%向上させる。ボーイングでは、ライバルのエアバスA320neoと比べ、737 MAX 8の座席あたりの運航コストは8%優位だとしている。

 737 MAXは主力の737-800など737NGよりも航続距離が741から1000キロメートル(400から540海里) 伸びる。737-800の航続距離は5704キロメートル(3080海里)だが、後継となる737 MAX 8は6704キロメートル(3620海里)と1000キロメートル延びる。737 MAX 8の最大離陸重量は、737-800の79トン(17万4200ポンド)から3トン増の82トン(18万1200ポンド)となる。

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Boeing
ボーイング・ジャパン

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