全日本空輸(ANA)は7月22日、ウェブサイト「ANAスカイウェブ」をリニューアルした。トップページのデザインをシンプルにすることで、iPadなどタブレット端末でも使いやすくした。
同サイトは航空券の購入や運航状況の確認など、毎日約40万人が利用しているという。ANAによると、タブレット端末を利用する人の割合が、全体のうち20%を超えるなど、急激に進む使用機器の多様化に対応するため、昨年3月末の前回実施から約1年4カ月と、従来の3年程度に比べて短期間でのリニューアルとなった。また、フェイスブックなどソーシャルネットワークサービス(SNS)の利用拡大も視野に入れた。
トップページはデザインをシンプルにし、レイアウトにゆとりを持たせることで、タブレット端末でも使いやすくした。大半の利用者は航空券予約に使用するため、予約時の利便性を高めたという。また、マイレージ会員向けの情報も掲載位置を集約し、旅程や会員情報など必要な情報が見やすいよう改善した。
新たに「旅にいきたくなる」をテーマに、国内から海外まで旅に役立つ情報を発信する「ANA バケーション」を設けた。また、国内の航空会社では初めて、SNSなど他社のウェブサービスのアカウントでログインできる「オープンID」を導入。当初はフェイスブックとツイッターのアカウントに対応し、順次対応サイトを増やしていくとしている。利用する場合は、マイレージ番号とSNSのアカウントとの連携設定が必要。
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