ロンドンのヒースロー空港で7月12日(現地時間、以下同)、駐機中のエチオピア航空(ETH)のボーイング787-8型機(登録番号ET-AOP)で起きた火災について、英国航空事故調査局(AAIB)は13日、メイン・バッテリーと補助動力装置(APU)用バッテリーは火災原因ではないとの見方を示した。
AAIBの発表によると、激しい熱損傷が機体後部の上側で見られたが、両バッテリーからは離れているため、直接の因果関係を示す証拠はないとしている。
ロイター通信は15日、関係筋の話として、当局がハネウェル・インターナショナル製の航空機用救命無線機(ELT)が原因となった可能性があるとして、調査を進めていると報じている。