7月3日で就航1周年を迎えた低コスト航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(JJP)は、搭乗者数が1年間で160万人を超えたと発表した。
JJPは成田空港を拠点とし、現在1日70便を運航。6月の定時運航率は91%だった。機材はエアバスA320型機が13機で、路線数は期間運航の1路線を含めて14路線となった。
乗客のうち、半数以上が8000円以下の航空券を、約50万人が5000円以下の航空券を購入したという。3日午後2時からは、1周年記念の1円セールを2時間行った。
一方、昨年11月に整備士2人が確認主任者の資格要件を満たしておらず、国土交通省から厳重注意を受けた後、関西空港の第2拠点化は2度の延期となっている。
今月17日には同省から拠点化の承認を得る予定だったが、三度(みたび)延期が決定。成田路線の安定稼働を優先するとして、現時点では未定だという。
関連リンク
ジェットスター・ジャパン
・ジェットスター・ジャパン、夏ダイヤで中部、大分、鹿児島就航 関空拠点化は今年半ばに
・ジェットスター・ジャパン、改善計画提出 関空拠点化3月以降に