エアライン, ボーイング, 機体 — 2013年6月28日 14:45 JST

エールフランスとKLM、機内ネット接続サービス

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 エールフランス航空(AFR)とKLMオランダ航空(KLM)はこのほど、ボーイング777-300ER型機で機内無線LAN(Wi-Fi)サービスを開始した。米パナソニック アビオニクス社のシステムを搭載する。

 機内Wi-Fiを搭載した777は各社1機ずつの計2機で、年末まで試験的にサービスを行う予定。試験期間中の料金はクレジットカード決済で、利用クラスを問わず1時間10.95ユーロか、運航中使い放題で19.95ユーロの2種類。スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどを利用できる。

 機内専用ウェブサイトでは、多くの無料サービスを用意。テレビニュースのライブ配信やスポーツ番組、提携会社や目的地の情報などのコンテンツを揃えた。機内Wi-Fiを使ったサービスは、離陸後2万フィートに達した時点から利用できる。

 機内Wi-Fiの導入初便は、AFRがパリ発ニューヨーク行き、KLMはアムステルダム発パナマ行きで、5月29日から運航を開始した。その他の長距離路線でも運航予定。両社はツイッターで、ハッシュタグ「#AFwifi」と「#KLMwifi」で運航情報やニュースなどを提供するほか、フェイスブックにも情報を掲載する予定。

 日本国内の航空会社では、日本航空(JAL、9201)が昨年7月から機内Wi-Fiを導入済み。全日本空輸(ANA)も今夏からサービスを開始予定。

関連リンク
エールフランス航空
KLMオランダ航空