エアバス, エアライン, 機体, 解説・コラム — 2013年6月24日 06:00 JST

スカイマーク、広いシートを安く提供 地方は路線数重視へ

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 6月から那覇-宮古線を再開し、7月10日には那覇-石垣線と成田-石垣線、神戸-石垣線の3路線を開設するスカイマーク(SKY、9204)。2014年3月からエアバスA330-300型機を国内幹線に導入し、同年夏からはA380で国際線に参入する。A330は上級クラス「グリーンシート」(仮称)の1クラスのみとし、A380もビジネスとプレミアムエコノミーのみと、「広いシートを安く提供する」(西久保愼一社長)方向に舵を切った。

新塗装が施されたスカイマークのA330の模型=13年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 西久保社長が「グリーン車のようなサービス」と表現する上級クラス。羽田と成田の違い、仙台や離島など地方路線の採算性や路線維持の基準、他社とのアライアンスなど、SKYは今後どのような戦略を取るのだろうか。

成田は地方空港

 昨年7月のジェットスター・ジャパン(JJP)、8月のエアアジア・ジャパン(WAJ)と低コスト航空会社(LCC)の参入が相次いだ成田空港。LCCの拠点として機能し始めた成田だが、SKYでは、大きなマーケットはなかったと分析する。

 国は羽田と併せて成田を「首都圏空港」と位置づけるが、現在の利用状況からは「千葉空港」として地方空港型の


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