ニュージーランド航空、新機体デザインにシダの葉　今年後半から

　ニュージーランド航空（ANZ）は現地時間6月11日、新機体デザインを発表した。ニュージーランドを代表するシダの葉をモチーフにしたもので、今年後半から順次導入する。

新デザインを施したニュージーランド航空の787のイメージイラスト（同社提供）

限定版の新デザインを施したニュージーランド航空の787のイメージイラスト（同社提供）

　ANZでは新デザインが決定するまでに、消費者テストを国内外で実施。アンケートの結果、78％の回答者がニュージーランドを代表し、同社のブランドイメージに合っていると回答したという。

　白を基調としたデザインが主に使用され、黒いタイプは限定版として登場する予定。

　シダの葉模様は、ニュージーランド政府観光局と同貿易経済促進庁が使用を管理している。また、ANZと同政府観光局は、2000万NZドル（約15億4000万円）を超える観光誘致に関する提携に合意。機体の新デザイン導入も、この提携に含まれている。

　ANZはボーイング787-9型のローンチカスタマーで、10機を発注。2014年初頭に初号機の受領を予定している。

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