ジェットスター(JST)は現地時間5月20日、同社向けボーイング787型機の初号機の最終組立に用いられる、メルボルンで製造された翼断面の後端部材が米国へ出荷されたと発表した。同機は通算123号機目の787となる。
豪州のボーイング・エアロストラクチャーズ・オーストラリアで行われた式典には、カンタスグループのアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)や、ジェットスターグループのジェイン・ハードリカCEOらが出席。出荷を祝った。
JSTは年内に3機の787を受領予定。長距離路線で現在使用しているエアバスA330-200型機に代わり順次運航を計画している。日本路線への就航時期は未定だが、成田への就航を予定しており、関西への運航も視野に入れているという。初号機の受領は9月となる見込み。
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ジェットスター航空
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【お知らせ】
3段落末に初号機の受領時期を追記しました。(2013年5月24日 2:25 JST)