エアバス, エアライン, 機体 — 2013年5月18日 12:20 JST

エアバス、中国東方航空にA320シャークレット初号機引き渡し 天津で最終組立

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 エアバスは現地時間5月17日、中国東方航空(CES)に燃料消費を改善する翼端の「シャークレット」を装備したA320の同社向け初号機を引き渡したと発表した。同機は中国・天津工場で最終組立が行われた初のシャークレット装備機。

シャークレットを装備した中国東方航空のA320(エアバス提供)

 座席数はビジネスクラス8席とエコノミークラス150席の計158席。エンジンはIAE製V2500を搭載する。

 軽量な複合材で作られたシャークレットは燃料消費を約4%改善するもので、長さ約2.4メートル。従来機で翼端に備えられていたウイングチップ・フェンスに替わるもので、燃料コストを節約するだけではなく、航続距離を約100海里(約185キロメートル)延ばし、ペイロードを最大450キログラム増加させる。A320ファミリーの新造機にオプションで提供され、2015年就航予定のA320neoファミリーでは標準装備となる。

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