ジェットスター・ジャパン(JJP)は4月4日、大分空港で同社のエアバスA320型機の7号機(登録番号JA07JJ)が機材故障のため2日から駐機中であると、Aviation Wireの取材に対して明らかにした。大分での機材故障について、同社はウェブサイトなどで告知していない。(新たに欠航が決まりました。続報はこちら)
JJPによると、当該機は2日午前9時5分ごろ大分空港に到着した成田発GK151便(乗客125人)の機体。ノーズギア(前脚)のタイヤが少し傾いているのを、地上職員が折り返し準備中に発見し、機長に報告した。離着陸には異常はなく、乗客乗員にけがはなかった。現在、JJPの整備士3人が大分空港で対応にあたっている。
ホイール自体は傾いていなかったがタイヤが緩んでおり、タイヤを固定するホイール内の部品が損傷していたという。JJPでは、いつからタイヤの緩みが発生していたのかなどを大分で調査しており、国土交通省に不具合発生について報告した。
JJPではA320を10機保有。当該機を除いた残り9機には異常は見られなかったとしている。当該機の運航再開時期は未定。予約客に対してはカスタマーセンターから連絡を行っているとしているが、ウェブサイトや同社のFacebookページでの告知は行われていない。
成田-大分線は3月31日に就航したばかり。JJPのトラブルは、3月に支払手数料の超過請求が1063件起きている。
4日の欠航情報
GK111 成田06:05→新千歳07:50
GK110 新千歳09:50→成田11:30
GK139 成田16:15→福岡18:15
GK138 福岡18:45→成田20:35
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ジェットスター・ジャパン
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【お知らせ】
追加取材を基に2段落目の内容を更新しました。(2013年4月4日 15:53 JST)