本紙が3月18日に報じたジェットスター・ジャパン(JJP)の支払手数料の超過請求問題について21日、JJPは請求ミスの件数が1063件だったことを本紙の取材に対して明らかにした(18日の記事はこちら)。
超過請求が発生したのは、3月1日にJJPの国内線を同社ウェブサイトから予約した利用客のうち、クレジットカードで支払われた1063件。本来、クレジットカードなどすべての支払い方法で1回のフライトにつき消費税込みで200円発生する支払手数料を、400円多い600円請求していた。
JJPによると、対象となる利用客には電子メールや電話で連絡を取り、返金手続きを行っているが、全件の対応は終えていないという。
請求ミスの原因は、ジェットスターグループ本体が管理する、オーストラリア本国など海外にある予約システムの不具合。JJPは本紙の取材に対し、すでにシステムの修復は完了しており、今後同一の問題が発生しないよう、二重にチェックするなどの対策を講じたと回答した。
JJPでは2012年7月にも座席指定料の徴収ミスが発生。最大で約700人に指定料金を今回と同様に400円多く請求していた。
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